何が変わるか
GitHubはセルフホステッドランナーの最低バージョンを強制します。GitHub Enterprise Cloud with Data Residencyでは2026年7月31日、GitHub Enterprise Cloudでは同年9月25日から全面適用が始まる予定です。対象は github.com のセルフホステッドランナーで、GitHub Enterprise Serverはこの変更の対象外です。
GitHubの説明では、登録・再登録できる最低版と、既存ランナーがジョブを実行できる最低版は同じとは限りません。登録できているから実行もできる、とは判断しないでください。
確認する場所
- GitHubのリポジトリ、組織、Enterpriseのランナー設定でセルフホステッドランナーの一覧を確認する。
- 各ランナーのバージョン、オンライン状態、更新方式、割り当て先を記録する。
- ジョブログの古いランナーに関する注記や、待機のまま進まないジョブがないか確認する。
- インストールスクリプト、VM・コンテナーイメージ、再作成用テンプレートに古い版が固定されていないか調べる。
登録イベントの監査ログは、登録時に使われた版を調べる手がかりになります。ただしGitHubは、それだけでは現在接続中のランナーを完全に棚卸しできないと注意しています。
更新と検証
ランナーをサポートされる最新版に更新し、使い捨てイメージや自動構築スクリプトも合わせて直します。検証用ジョブで、ランナーの割り当て、実行、成果物の保存まで確認します。本番デプロイを含むワークフローは、ジョブ成功だけでなく公開先の動作も別に確認します。
GitHub-hosted runnerだけを使うリポジトリは、このセルフホステッドランナー更新作業の対象ではありません。また、JavaScript ActionのNode 24移行は別の変更です。混同せず、それぞれ確認してください。
このサイトでの確認範囲
GitHub公式Changelogを2026年9月25日に確認しました。特定組織のランナーの版、適用完了、更新後の実行は確認していません。